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こたけ正義感:現役弁護士芸人が演技初挑戦 ドラマ「ESCAPE」で弁護士役に 「完全にドッキリだと思いました」(コメント全文)

連続ドラマ「ESCAPE それは誘拐のはずだった」にゲスト出演したこたけ正義感さん=日本テレビ提供

 お笑い芸人のこたけ正義感さんが、12月3日放送の連続ドラマ「ESCAPE それは誘拐のはずだった」(水曜午後10時)の第9話にゲスト出演していることが明らかになった。東京弁護士会に所属する現役弁護士でもあるこたけさんが、弁護士役を演じる。こたけさんが本格的な演技に挑戦するのは初めて。

 こたけさんは、法律や法廷、弁護士業を絡めたネタや漫談を得意とし、2024年ABCお笑いグランプリ、2025年R-1グランプリ、2025年ワタナベお笑いグランプリで準決勝まで勝ち残るなどのキャリアを持つ実力派ピン芸人。2022年3月からはYouTubeチャンネル「こたけ正義感のギルティーチャンネル」でも活動、登録者数は30万人を超える。2024年12月に開催された単独ライブ「弁論」は、その後YouTubeにて無料公開され大きな話題に。「袴田事件」を題材にした60分間の漫談は圧巻の話術と構成でSNSでは称賛の声があがり、多くの人の心をつかんだ。

 ドラマは、桜田ひよりさんと佐野勇斗さんのダブル主演で、人質と誘拐犯の二人が“予測不能な逃亡劇”を繰り広げるヒューマンサスペンス。第9話でこたけさんが演じるのは、八神製薬の顧問弁護士・保坂。誘拐グループの一人、山口健二(結木滉星さん)を追う小宮山拓(松尾諭さん)と田端春輝(日高由起刀さん)は、過去の八神製薬に関わる訴訟に山口が絡んでいたかどうかを調べるため、八神製薬秘書の藤颯太(田中俊介さん)から紹介された顧問弁護士の保坂の元を訪ねる。すると保坂の元にあった資料から、山口が過去に八神製薬を相手取り訴訟を起こしていたことがわかる……と展開する。

 ◇こたけ正義感さんのコメント全文

 ーー今回オファーがきてどう思われましたか?

 ドッキリだと思いました。「ドラマ? さすがにそんなわけないだろ!」と(笑)。実はドッキリもこれまでかけられたことがなくて、完全にドッキリだと思いました。

 ーーお芝居は初めてでしょうか。

 初めてですね。バラエティー番組でコントをしたことがあるぐらいで、本当のドラマというのはもちろん初めてでした。

 ーードラマの撮影現場でお芝居してみてどうでしたか? 

 まずスタッフさんの数が多すぎてびっくりしました! 「部外者が何人か混ざっていても分からんのちゃうか?」というぐらい人がたくさんいました(笑)。バラエティーの現場ではこんなに人がいることがまずないので、本当にびっくりしました。カメラもかっこよくてすごかったですね。そして現場の空気がすごく和やかで優しくて。もっとヒリヒリしているのかと想像していたので驚きました。

 ーー実際にセリフのあるお芝居をやってみていかがでしょうか?

 台本をもらってから毎日練習していたんですけど、いざ本番となると難しかったですね。自分がどのぐらい上手くできているのか、どのぐらいできていないのかも分からずに、ただただやったという感じですね。長いセリフをつらつらと言うので、それを覚えるのには苦労しましたが、頂いたセリフは弁護士としての言葉遣いが正しかったのでそこはすぐ覚えられました。OAを見るのがドキドキで、恥ずかしいですけど、楽しみでもあります。

 ーーイメージ通りの弁護士を演じられましたか?

 そうですね。だいぶカッコいい弁護士をイメージしてやったので、それはできたんじゃないかと思います! 役柄として自分が弁護士を演じたらどうなるのかがさっぱり分からなくて(笑)。変な弁護士の知り合いなら周りにいっぱいいますけど、かっちりした人が仕事でどうしゃべるか、ちょっと忘れていましたね。「弁護士とはどんな感じだったか」を必死に考えました(笑)

 ーー今後も俳優業にご興味はありますか?

 ドラマの現場がこんなに楽しいということを知れたので、今後もお仕事として頂けたらすごく嬉しいですね。何の役でも! 爆弾魔でもなんでも演じたいです!(笑)

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